118号【街を動かす】

 泉区・いずみ野さくら商店会
 地元の神輿愛好会との連携で地域に定着したまつりを継続

 並木が続く商店街をゆったりと買い物する若い主婦たちの姿も

  勇壮な神輿が新興住宅地を背に練り歩く


 泉区のいずみ野さくら商店会(徳山秀昭会長・23店)は、新興住宅地の中にあっても伝統行事の神輿を楽しんでもらえるようにと、地元の神輿愛好会と連携を密にして地域全体のまつりとして定着を図るなど、小規模な商店街ながらも頑張っている。

■地元の神輿愛好会との連携で実現
 いずみ野さくら商店会の一大イベントは毎年4月初旬に開催する「さくらまつり」。
 地元の神輿愛好会「三馗連」の後押しもあって、担ぎ手が100人も集まる勇壮な神輿が練り歩く。商店会では地元の方と協力して模擬店を出し、祭りに楽しみを添えている。
 自らも神輿を担いだり祭りを撮影して回っている神輿好きの徳山会長の人脈もあって実現したまつりだが、今年ですでに26回を数え、楽しみに待たれる地域行事として定着している。
 
■まずは組織固めから
 相鉄線いずみ野駅前に位置する商店会ではあるが、バス通りの片側だけ、全長約800メートルほどに23店、理美容や飲食店が多く生鮮品店はゼロという構成なため、商店会運営は難しい面が多い。
 「互いに顔を知らない店主もいるくらい。何をするにも、まずは会員同士の親睦から」と毎月定期的に集まる場を作るなどして、徐々に組織内部を固めつつある。
 お客様向けには、商店会の店を順番に紹介するチラシを作成して毎月新聞折り込みしようと企画中。役員が手分けして手作りのチラシを作成していく予定だ。
 商店会のホームページ開設も課題だが、なかなか実現までいかない。
 しかし、お好み焼き・もんじゃ焼きの店を経営する徳山会長だが、実はパソコンのソフト開発が本業。「僕が作ってしまうのなら簡単にできる。でも、会員皆で協力した結果がホームページという形になるのでなければ意味がない」とあえて手を出さず、会員の中からホームページを作り、そして更新できる人材が育つための縁の下の力持ち的役割を担おうと考えている。
 徳山会長は、泉区商連全体のITレベル底上げを図ろうという区商連企画のIT講習会の講師役として、 商店会(1商店会3回)を回る予定もあり、大忙しだ。

 118号目次へ   バックナンバー一覧へ   横浜の商店街HOMEへ