119号【新年のご挨拶】

 変化に対応した商店街づくりを目指して  
 (社)横浜市商店街総連合会会長 福岡 實  

  平成15年の年頭にあたり、謹んで新春のご挨拶を申しあげます。
 経済の冷え込みに一向回復の兆しが見えず、天候も昨年 月以来、例年にない寒さが続き、地球規模での変化が感じられる年でした。
 それに呼応してか商店街活動も、変革の時代に合わせ、地域社会との関係を新たな視点から見直そうと、地域社会と一体となって循環型の社会構築を目指し、環境問題に取り組んでいるところが増えてまいりました。また、画一的な商品を遠くまで輸送するより近隣地域が消費するだけの量を作り販売するという、地産地消型の生活者の意識を先取りした研究がなされていると言われております。
 このように、変革の激しい世の中にあって、商店街もそれに対応した商店街づくりが活性化への欠かせない要素となってきました。商店街は、長引く不況や大型店の進出等で苦境に喘いでいますが、商店街は、昔からお年寄りからお母さん、さらには子供たちの憩いと交流の場でありました。イベントに参加して下さる方々の笑顔を見るにつけ、地域に密着した商店街ならではの活況は、商人冥利に尽きると思うのは私だけではないと思います。
 これからは、消費者の生活スタイルに合わせた個性あるお店が集積した、生活者に必要とされる商店街づくりが重要と言われています。そのためには、若手後継者や女性の感性豊かで斬新なアイデアと行動力を持つ有能な人材発掘と育成に力を入れ、活力ある商店街づくりに邁進したいと思っております。
 今年も、皆様方のご支援ご協力をお願いするとともに、ご隆昌を心から祈念し、年頭のご挨拶といたします。

 開国と改革は横浜から  
 横浜市長 中田 宏  

  平成15年の年頭にあたり、謹んで新春のごあいさつを申し上げます。
 皆さんにとって、この一年が健やかで幸せな年でありますよう心からお祈
り申し上げます。
 「民の力が存分に発揮される都市・横浜」の実現を目指して、市民の皆さんのご意見を頂きながら「中期政策プラン」を策定しました。この政策を進めていく基本的な姿勢は、市民の安全生活に向け着実な行政の推進と、横浜の活力ある未来への挑戦です。厳しい財政状況の中で、政策の優先度をはかりながら、子育てと老後、横浜の経済の活性化などの具体的施策について積極的に取り組み、皆さんとともに勇気を持って横浜の再発展にチャレンジしていきたいと考えています。
 横浜を再発展させていくためのキーとなるのは「民の力」です。「民」とは、
ひとり一人の市民、各種団体、民間の企業のことを言います。行政は、「民」の力を信じ、その活力を高められるような環境にすることです。民の意欲に応える意味でも、民による活動の一層の活発化は、これからの自治体のあり方であると考えています。
 市商連の皆さん、商店街を取り巻く環境は大変厳しいものがありますが、皆さんとともに、かつての横浜が、先人の努力によって幾多の試練を乗り越えてきたように、私も勇気を持って行動を起こしていきたいと思います。
 皆さんのご理解とご協力、さらにはご参加をお願いし、ともに横浜を一層誇りある都市にしていきましょう。

 119号目次へ   バックナンバー一覧へ   横浜の商店街HOMEへ