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11月14日に、平成14年度のパートナー講習会で名古屋市大須商店街の視察を実施した。参加は43名。
■大須商店街の概要
東西約300メートル、南北約500メートルの中に碁盤の目のように道が区画されており、各道筋毎に8つの商店街があって大須商店街連盟を結成。1700メートルのアーケード街に約1000店が軒を連ねている。
かつては大須観音の門前町として栄えた商店街だったが、戦後の大規模な都市改造、市電の撤廃、テレビの普及に伴う芝居小屋や映画館衰退などにより、商店街も人の流れが途絶えた。
このような状態に何とか歯止めをかけようと連盟結成やアーケードを建設するなど努力を重ねたが、人を呼び戻す決定打にはならなかった。
■若手主導のイベントで再生
85年、危機感をもった若者たちが街の再生に向け動きだした。
大学教授や学生たちと組んで、歩行者天国や街角でコンサート・寸劇などの「アクション大須」を開催したところ、予想をはるかに上回る人出があり、この成功が「大須大道町人まつり」につながった。
若手の育成方法もユニーク。イベント実施にあたっては、若手の中から会長や各部門毎の責任者を選出し、責任を持たせることによって大きな視点から考え行動するようになった。また、行政機関やマスコミとの対応や交流を通じて視野が広がり、商店街活動に積極的に参加するようになったという。
最近では、商店街の東はずれに情報関連機器や家電量販店が進出。当地ではアメ横と呼ばれているが、これが若者を大須に引きつける大きなキッカケになった。現在では北はずれにも第2アメ横が進出し、大切な集客源になっている。
一方、商店街の中には古着屋と女性用雑貨の店が多くなり、若い女性が楽しめる街になっている。
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生鮮三品の店とコンビニが一軒も見当たらず、衣料品店、飲食店が多く見受けられた。連盟の説明では、「大須は浅草と巣鴨を足して2で割ったような街」ということだったが、人通りは多くはないが若い人からお年寄りまで年齢層に幅があるように感じられた。
視察して、商店街を良くしようという熱意、若い人の斬新なアイデアと行動力の活用、そして心暖まる消費者サービスはどこの商店街でも共通の三大要素だと改めて認識させられた。
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