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物販減り、飲食・サービス・空き 店舗増
多くの商店街が周辺地域へのスーパーやコンビニの出店、消費者の購買行動の変化などで、物販店中心から飲食・サービス業中心へ移行しつつあり、空き店舗に苦しんでいる。
東横線とJR横浜線が交差する菊名駅西口から徒歩1分の菊名西口商店街(畑中利幸理事長・約50店)もそんな商店街と言える。
商店街振興組合化は、1976年頃。東横線菊名駅構内に出来た東急ストア対策として、当時としては珍しかったレンガ舗装をするなどの整備事業を市のモデル商店街の指定を受けて実施した。
当時は売り出しの招待などでお客さんと共にバス旅行に出るなど、商店街に元気があり、事業も活発だった。
現在は、飲食店やサービス業のほうが多くなり、昼間はシャッターが目立つ商店街になってしまった。
同振組では昨年ホームページを開設したが、それを見て、15年ほど前に同商店街を離れた「おふくろ食堂」のご主人が、「今の様変わりをみて大変驚きました。でも懐かしさを感じました。久しぶりに訪ねてみようと思います」と掲示板に書いているほどだ。
昨年は和菓子屋さんと八百屋さんが各1店廃業した。最近、開業したのは整体業とパソコン教室。
子育て支援NPOがイベントに 積極参加
昔に比べ来街者が減った同商店街だが、最近、注目されていることがある。
「びーのびーの」という子育て支援のNPO法人が運営する「親子の広場」(00年4月、同商店街内の木造2階建ての食品店跡1階、67平米を利用して開設)の存在だ。
「びーのびーの」は、少子化時代に対応した、主婦らの自発的で活発な活動で全国に知られるようになったグループである。スタッフは30名、子育てサポーター登録20名、学生ボランティア登録40名。1日平均10数組の親子が、「親子の広場」を利用している。
「直接商売につながっているのは一部の飲食店ぐらいですが、それでも数十人もの母親や乳幼児、そしてスタッフたちが毎日のように来街することは大きい。それ以上に大きいのは、商店街の一員としてイベントなども一緒に実施してもらっていること」(畑中理事長)。
同振組主催の盆踊りや12月のもちつき大会の時には、模擬店出店などで参加してくれる。秋には独自のイベントを商店街内で開催する。
現状は厳しいが、駅前、しかも車が通らない路地的通りが連なっているという好条件がある。
若者、高齢者、子供のいずれかにターゲットを絞った店が集積、あるいは子供から高齢者までがうまく交流できるような店や施設が集積すれば、魅力的な商店街になる可能性もある。
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