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■顔も知らない同士だったが
イベントにはなくてはならない存在として活躍、結束の強さが売り物の都筑区商連若手会だが、3年前までは互いに顔も知らなかった。99年秋、区商連から、「これからは二代目の組織化が必要」と、頑張っている若手6〜7名が集められたのが最初だった。
「同業種で顔くらいは知っていたという人もいましたが、ほとんどのメンバーが全く初めて」(事務局の木伏慎治さん)。「集まれと言われて来たけれど何をやるのか、という感じでしたね」(吉野研一副会長)。
月に1回くらいの集まりで活動方針などを練り上げ、各単会に呼びかけて30名ほど集まった約半年後に、「都筑区商連若手会」の名称で設立。
都築区全体から集まってきたメンバーなので、まずは互いの親睦からとボウリング大会を実施。次はイベント時に模擬店出店などで参加、というようにステップアップさせていった。
■区内単会イベントに若手会で参加
現在は、区民まつりへ「若手会のおもしろテント」としての参加はもちろん、区内の商店街のイベントにはほとんど若手会として模擬店を出して存在をアピール。ブルーの地に若手会の文字を白抜きした揃いのエプロン姿で、地域の方たちとのふれあいを強めている。
こだわりの5色の綿菓子は長い列ができるほどの人気商品、ほかにもスーパーボール、豚まんなどバラエティーに富んだ模擬店で、にぎわいづくりにひと役買っている。
■IT関係を重点に
現在、若手会として力を入れていかなければと考えているのがIT関係。
都筑区商連のホームページについても、実際の作業は業者に委託してはいるが、更新のアイデアなどは若手会が中心になって出し、今回の市商連の個店データベース化についても、区商連から、希望する個店のデータ入力を任されている。
しかし、若手会の中にもパソコン未経験者は少なからずいる。そこで昨年度は、区役所から「若手育成支援事業」としていただいた補助金をパソコン研修に使って、IT強化。「今までのIT研修は、一堂に集めて同じペースで進めるというスタイルがほとんど。個人差が大きいので、それでは意味がない。個別レッスンという形で、1人10時間まで、自分が空いている時間に行って教えてもらうという身に付く方式で実施しました」(木伏さん)。
■夢は若手会ブランドの酒づくり
即実現できるものではないが、若手会ブランドの日本酒を作りたいという夢もある。
そこで早速、地元神奈川の蔵元を見学。「田植えから酒の仕込みまでの中で、お手伝いできることがあれば参加させていただいて、若手会ブランドの酒ができればいいねと話し合っています」(内野敦副会長)。
いいと思ったらすぐ行動、フットワークの軽さも若手会の身上だ。
■若手会活動が仕事面でもつながりを
若手会での交流は、身近な人材発見の機会にもなり、商売の面でも広がりをもたらしている。
「区商連の会員の中にはビルのオーナーや大工さん、内装屋さんもいるなど多業種にわたっている。僕は不動産屋なので、ちょっとお願いしたりという付き合いができるようになった」(木伏さん)。「僕たちの年代で知り合うと、気軽に『ちょっと頼むよ』と言える」(吉野さん)。「仕事につながっている部分もありますが9割はボランティア、楽しいから続いている」(内野さん)。
若手会の集まりは毎月1回。夜10時頃から始まり、終わるとすでに12時過ぎになることがほとんどだというが、毎回10人以上が集まってワイワイとアイデアを出し合っている。
中山会長は、「第一線で働く忙しいメンバーばかりなので運営も難しい部分がありますが、積極的に声をかけるなどしてメンバー増強に力を入れたり、身近な存在として認識してもらえるような活動を積み重ねていきたい」と語っている。
*次回は南区・横浜弘明寺商店街協組
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